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亀井伸孝の研究室
亀井伸孝

ジンルイ日記

つれづれなるままに、ジンルイのことを
2005年6月

日本語 / English / Français
最終更新: 2005年6月27日
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■フランス語を話す九官鳥 (2005/06/27)
■おきて破りの接客 (2005/06/22)
■編集=介護論 (2005/06/10)
■ギター侍と芥川 (2005/06/03)


2005年6月27日 (月)

■フランス語を話す九官鳥

ペット屋さんに、大きな九官鳥がいた。

私「おい、何かしゃべってみ」
九「クワッ」(Quoi? = 何?)

おお。この鳥、フランス語仕込みだった。


2005年6月22日 (水)

■おきて破りの接客

ハンバーガーのお店で、コーヒーを飲みながら仕事をしていた。論文に入れるためのイラストを描いていたのだ。そこで、衝撃的な光景を目にした。

店員がおかわりのコーヒーを持って来た時、それは起こった。

店員(私の絵を見て)「すてきですね!」
私 「ああ、どうも」

なにげなく返事をして、はたと気づいた。え!? ハンバーガー屋の店員が、そういうことを言うのか!

ファストフード店やコンビニは、客に干渉しないという雰囲気を売りにしてきたはず。そういう店としては異例の発言、おきて破りの接客。うーん、面白い店員だ。

あの店員は、今もハンバーガーを出しながら、客と世間話をしているのだろうか。


2005年6月10日 (金)

■編集=介護論

この何ヶ月間か、学術雑誌の編集事務局長を務めた。編集業務を通して私がたどりついた結論は、

「編集は介護である」

原稿についての決定権は、もちろん著者の先生方にある。しかし、決定が下されるのをぼんやり待っていても本はできない。

そこで、編集者は選択肢を用意する黒子になる。著者の自己決定権を侵害しないぎりぎりのラインまで近寄って提案をし、決定をスムーズに実現させるための準備と後始末をして、最終的に著者の意向を満足させる。うん、介護と似ているではないか。

本は、著者のアイディアだけでなく、それを形にする多くの人たちの力によってできる。著者としての私も、常にそのことを忘れないようにしよう、と思った。


2005年6月3日 (金)

■ギター侍と芥川

ギター侍波田陽区が、芥川龍之介に似ているような気がするのは、私だけだろうか。

「蜘蛛の糸、プッツリ。残念!!」

ギター侍芥川の絶叫、一度見てみたい。



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