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亀井伸孝の研究室
亀井伸孝

ジンルイ日記

つれづれなるままに、ジンルイのことを
2005年7月

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最終更新: 2005年7月26日
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■料理人としてアフリカへ出向せよ (2005/07/26)
■親米自主憲法 (2005/07/19)
■あってよかった町 (2005/07/05)


2005年7月26日 (火)

■料理人としてアフリカへ出向せよ

職場の会議に出席している夢を見た。「西アフリカの某国へ出向し、大統領公邸の料理人として勤務せよ」という指示が下された。そこで目が覚めた。

起きてから、うちのつれ合いに話してみた。

「いきなりアフリカに行って大統領のコックになれ、だってさ(笑)」
「じゃあ、あたしのご飯はどうなるの(汗)」

現実の方が、数倍笑えた。


2005年7月19日 (火)

■親米自主憲法

憲法改正の賛否をめぐって、議論百出。最近「なーるほど」と腑に落ちる投書を見た。その要旨は、

アメリカの押し付け憲法を嫌う人たちが、
アメリカの望む方向に改憲したがっているのは、なぜだろう。

うん。これは確かにそうだと思う。


2005年7月5日 (火)

■あってよかった町

「日本に、京都があってよかった」というポスターが、京都のあちこちにはってある。

はて。「あってよかった町」があるなら、逆に「ない方がよかった町」もあるのかな。…と、ヒマな人類学者はいらぬことを考え始める。

ない方がよかった町? アウシュビッツなどの強制収容所。障害者隔離コロニー。ハンセン病者隔離施設。確かに、そんな地区を作る必要はなかったんだろうなあ。

かつて都だった京都にとって、東京などという新首都はない方がよかったのかな。だとすると、京都だって、奈良から見れば都を奪った許しがたい町なのかも。デトロイトの労働者にとって、豊田の繁栄ぶりはどう見えるだろう。オリンピックの誘致を競い合った都市はどうなる?などなど。「あの町さえなければ…」という人類の怨念を数え始めたら、きりがない。

だんだん重たくなってきた。「ぼくらの町があってよかったね」と、それぞれ肯定しておくことにしましょう。収容所のような極端な例を除けば、だいたいは「住めば都」なのですから。



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