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亀井伸孝の研究室
亀井伸孝

研究テーマ

亀井伸孝の研究室

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最終更新: 2017年8月31日

亀井伸孝(文化人類学・アフリカ地域研究)によるおもな研究テーマの紹介ページです。
■アフリカ熱帯雨林の狩猟採集社会に関する研究
■アフリカ子ども学
■アフリカのろう者と手話言語に関する研究
■アジア・アフリカの手話言語に関するデータベース構築
■アフリカにおける障害をもつ人びとと開発に関する研究
■社会における人類学の実践的活用
■大学における人類学教育とフィールドワーク実習
■その他


■アフリカ熱帯雨林の狩猟採集社会に関する研究

カメルーン熱帯雨林の狩猟採集民バカの子どもの生活と行動に関する研究(文化人類学、生態人類学の観点による)。

[おもな研究活動]
・カメルーン東部州の熱帯雨林におけるフィールドワーク (1996-1998; 2012)
・子どもたちの遊びの研究
・子どもたちによる狩猟採集活動の研究
・学校教育と遊動生活に関する研究

[おもな業績 (刊行/発表)]
・[著書] 『森の小さな〈ハンター〉たち: 狩猟採集民の子どもの民族誌』 [2010, 日本語]
・[著書] 『遊びの人類学ことはじめ: フィールドで出会った〈子ども〉たち』 [2009, 日本語]
・[博士論文] 「狩猟採集民バカにおけるこどもの日常活動と社会化過程に関する人類学的研究」 [2002, 日本語]
・[論文] An educational project in the forest: Schooling for the Baka children in Cameroon [2001, 英語]


■アフリカ子ども学

アフリカのさまざまな国・地域で調査しているフィールドワーカーらによる学際的な研究会「アフリカ子ども学」の発起人のひとりです。

[おもな研究活動]
・カメルーンにおけるフィールドワーク (1996-1998; 2012)
・ブルキナファソにおけるフィールドワーク (2014)
・セネガルにおけるフィールドワーク (2016)
・研究会「アフリカ子ども学」

[おもな業績 (刊行/発表)]
・[著書] 近刊予定
・[学会発表] Contemporary African childhoods: Cultural changes among children in West and Central Francophone Africa, 国際人類学民族科学連合 (IUAES) 中間会議 [2012, インド, 英語]
・[研究会] Des vies d'enfants en Afrique, 総合地球環境学研究所 [2016, セネガル, フランス語]


■アフリカのろう者と手話言語に関する研究

西・中部アフリカにおけるろう者コミュニティの文化と言語に関する研究(文化人類学、言語人類学、言語学の観点による)。

[おもな研究活動]
・カメルーンにおけるフィールドワーク (1997-1998; 2002; 2005; 2007; 2008)
・ガボンにおけるフィールドワーク (2003)
・アメリカにおけるフィールドワーク (2003; 2006)
・ベナンにおけるフィールドワーク (2004)
・ガーナにおけるフィールドワーク (2006)
・ナイジェリアにおけるフィールドワーク (2006)
・コートジボワールにおけるフィールドワーク (2008; 2010; 2013; 2015; 2016; 2017)
・トーゴにおけるフィールドワーク (2011)
・セネガルにおけるフィールドワーク (2013; 2014; 2016)
・ブルキナファソにおけるフィールドワーク (2014)
・アフリカろう者コミュニティの歴史
・ろう者の開発に関する理論的研究

[おもな業績 (刊行/発表)]
・[著書] 『アフリカのろう者と手話の歴史: A・J・フォスターの「王国」を訪ねて』 [2006, 日本語]
・[論文] Promotion of sign language research by the African Deaf community: Cases in French-speaking West and Central Africa [2017, 英語]
・[辞典] DVD : Langue des Signes d'Afrique Francophone (LSAF) [2008, フランス語圏アフリカ手話 (LSAF), フランス語, 日本語]
・[招待講演] The role of sign language and research for the integration and development of West Africa: Cases in English-speaking and French-speaking Africa, 西アフリカ言語会議 (WALC2017) [2017, ガーナ, 英語]


■アジア・アフリカの手話言語に関するデータベース構築

アジア・アフリカの国・地域における手話言語、ろう文化、ろう者コミュニティのデータベースの構築。

[おもな研究活動]
・アジア・アフリカの手話言語のオンライン・データベース構築

[おもな業績 (刊行/発表)]
・[データベース] アジア・アフリカ手話言語情報室, 2007年版 (AASL2007) [アーカイブ] (おもに日本語による、英語キーワードを含む)
・[データベース] アジア・アフリカ手話言語情報室, 改訂版 (2009年〜) [英語] [日本語]


■アフリカにおける障害をもつ人びとと開発に関する研究

西アフリカにおける障害をもつ人たちの生活、労働と開発に関する現地調査。

[おもな研究活動]
・アジア経済研究所の研究会委員 >> [ウェブページ]
・コートジボワールにおけるフィールドワーク (2008)
・セネガルにおけるフィールドワーク (2013; 2014)

[おもな業績 (刊行/発表)]
・[著書] 『アフリカの「障害と開発」: SDGsに向けて』 [2016, 日本語]
・[著書] 『途上国障害者の貧困削減: かれらはどう生計を営んでいるのか』 [2010, 日本語]
・[著書] 『障害と開発: 途上国の障害当事者と社会』 [2008, 日本語]


■社会における人類学の実践的活用

社会における人類学の実践的活用の提唱、とくに、文化的、言語的、民族的な観点におけるマジョリティとマイノリティの共存の分野について。

[おもな研究活動]
日本文化人類学会課題研究懇談会「応答の人類学」

[おもな業績 (刊行/発表)]
・[著書] 『手話の世界を訪ねよう』 [2009, 日本語]
・[著書] 『支援のフィールドワーク: 開発と福祉の現場から』 [2011, 日本語]
・[著書] 『アクション別フィールドワーク入門』 [2008, 日本語]
・[論文] 「「文化が違うから分ければよい」のか: アパルトヘイトと差異の承認の政治」 [2015, 日本語]
・[学会発表] "Segregation in the name of cultural differences"?: Pro-apartheid discourses in contemporary Japanese contexts and the role of cultural anthropology/anthropologists, 国際人類学民族科学連合 (IUAES) 中間会議 [2016, クロアチア, 英語]


■大学における人類学教育とフィールドワーク実習

大学における教育経験に基づいた、人類学教育とフィールドワーク実習の提唱。

[おもな研究活動]
・学会発表、シンポジウム、研究会など
・他大学との合同フィールドワーク実習

[おもな業績 (刊行/発表)]
・[シンポジウム] 日本文化人類学会「大学で学ぶ文化人類学: フィールドワーク教育の試みと可能性」 [2014, 日本, 日本語]
・[招待講演] 日本学術会議「高等学校・新科目「公共」にむけて: 文化人類学からの提案」 [2016, 日本, 日本語]


■その他

その他の研究活動。

[おもな研究活動]
・手の人類学
・数学者の文化人類学
・宇宙人類学

[おもな業績 (刊行/発表)]
・[事典] 『手の百科事典』 [2017, 日本語]
・[著書] 『身体化の人類学: 認知・記憶・言語・他者』 [2013, 日本語]



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