亀井伸孝の研究室
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『支援のフィールドワーク: 開発と福祉の現場から』 書評など
小國和子・亀井伸孝・飯嶋秀治編 京都: 世界思想社 2011年4月20日刊行 |
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最終更新: 2015年10月26日 |
■書評
『支援のフィールドワーク: 開発と福祉の現場から』をご紹介くださりありがとうございます。著作権の関係上、全文の掲載はできませんが、一部をご紹介することで編著者一同からの謝意に代えさせていただきます。また、すべての書評などをカバーできておりませんことにつきご容赦ください。
■日本文化人類学会『文化人類学』80(2) (2015/09/30)
本書は、支援のフィールドワークの理論化を見据えながら、分かりやすい語り口でフィールドワーカーの葛藤や工夫、体験の事例を提示することで支援のフィールドワークへの入口を開くとともに、支援の在り方を見つめなおす手掛かりを与えてくれる一冊である。
岡田菜穂子 (山口大学)
岡田菜穂子. 2015. 「小國和子・亀井伸孝・飯嶋秀治編『支援のフィールドワーク——開発と福祉の現場から』」『文化人類学』(日本文化人類学会) 80(2): 298-301. (2015/09/30)
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■『Field+』No.7 (2012/01/25)
「支援の場の起爆力」
掲載準備中
宮内泰介 (北海道大学)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所『Field+』No.7 (2012/01/25)
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■『みすず』(2012/01-02)
「読書アンケート特集」
小國和子・亀井伸孝・飯嶋秀治編著『支援のフィールドワーク--開発と福祉の現場から』世界思想社
支援の現場で、人がかかわりの中で、かかわりに教わりながら、つき動かされ、板ばさみになり、ゆらぎ、ひらかれていき、ゆっくりとはぐくまれていく道程を捉えた力作である。
栗原彬(政治社会学)
『みすず』No.601 (2012年1-2月): p.90
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■『週刊読書人』(2011/12/23)
年末回顧総特集号
「社会学」
小國和子・亀井伸孝・飯嶋秀治編『支援のフィールドワーク』(世界思想社)。支援とフィールドワークの繋がりをめぐり現場感覚をきっかけに語り出す優しくかつ厳しい論集だ。
好井裕明(筑波大学教授・社会学・エスノメソドロジー専攻)
『週刊読書人』2011年12月23日号 (年末回顧総特集号): p.3
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■『JICA's world』33 (2011/06)
新着情報: イチオシ!
BOOK『支援のフィールドワーク: 開発と福祉の現場から』
開発途上国のさまざまな問題の解決に向け支援する人や現地で調査活動などを行うフィールドワーカーは、国際協力の現場でさまざまな"場面"に遭遇している。
(…)
"相手を理解しながら支援するべき"という機運が高まる「支援」の領域と、"フィールドワークで得た研究を社会のためにいかに役立てるか"という課題を抱える「研究」の領域をつなぐ懸け橋になれば--。そう著者たちが願いを込めた一冊。
『JICA's world』33 (2011年6月号): 37.
掲載ページを見る (PDF)
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■宮内泰介「そこそこBlog」(2011/05/11)
小國和子・亀井伸孝・飯嶋秀治編『支援のフィールドワーク : 開発と福祉の現場から』
『支援のフィールドワーク』という本がこの4月に刊行された。手に取るなり、とてもいい本ができたなあと思った。
筆者たちは、「支援」を斜に構えるでもなく、もちろん楽天的に構えるわけでも、深刻に構えるでもなく、自分たちの経験をしなやかに描いている。海外での開発援助、平和支援、日本での福祉の現場、とそれぞれの現場はバラバラで、しかし、つながっている。その現場から、他の現場も意識しつつ、ダイナミックなプロセスとしての「支援」、そして「フィールドワーク」が語られる。(…)
宮内泰介(北海道大学大学院文学研究科教授)
そこそこBlog: 小國和子・亀井伸孝・飯嶋秀治編『支援のフィールドワーク : 開発と福祉の現場から』(2011年5月11日)
宮内泰介のページ
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