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亀井伸孝の研究室
亀井伸孝

愛知県立大学学術講演会
「アフリカでのコップ一杯の水の価値発見から琵琶湖保全へ:
学者40年・滋賀県知事8年の経験から伝えたいこと」
嘉田由紀子・びわこ成蹊スポーツ大学学長/前滋賀県知事
2015年10月19日 (月) 12:50-14:20
愛知県立大学長久手キャンパス
【終了しました】

日本語 / English / Français
最終更新: 2016年3月29日

愛知県立大学学術講演会嘉田由紀子20151019 蛇口をひねったら水が出る、お湯まで出る、という便利な生活に慣れ親しんでいる今の日本人の暮らし。

しかし、地球規模でみると、水道などにより安全な飲み水を入手できない人口は10億人をこえています。また日本でも昭和30年代までは、水道のない暮らしは普通で、井戸水や湧水だけでなく、琵琶湖周辺では、湖水や川水などの自然水を直接に飲用していました。

それでもアフリカやアジア地域と大きく異なる文化的仕組みがかくされており、公衆衛生的にみても病気にならない、という「近い水」の暮らしが活きていました。その仕組みを紹介しながら、地球規模での水環境問題への解決・改善の道を考えていきたいと思います。

講演録が『共生の文化研究』第10号の特集として刊行されました (2016/03/31) 新着!
中日新聞で紹介されました!
「嘉田前滋賀知事 川や湖保全語る」『中日新聞』2015年10月20日朝刊 16ページ「なごや東版」

約200名の参加を得て盛況に開催!

一般市民の方がた、他大学の学生や中高生のみなさまの参加歓迎!

要事前申し込み
参加費無料
手話通訳をご希望の方は事前にご連絡ください

[チラシのダウンロードはこちら]
[ポスターのダウンロードはこちら]
広報へのご協力を歓迎します。
ご自由にダウンロード、配布、転送、リンクくださいますようお願いします。

■行事の概要
■講師略歴
■お申し込み方法
■関連行事などのご案内
■刊行物 新着!


■行事の概要

□テーマと講師
「アフリカでのコップ一杯の水の価値発見から琵琶湖保全へ: 学者40年・滋賀県知事8年の経験から伝えたいこと」
嘉田由紀子(びわこ成蹊スポーツ大学学長、前滋賀県知事)

一般参加歓迎、要事前申し込み
参加費無料
手話通訳をご希望の方は事前にご連絡ください

□開催日時: 2015年10月19日(月)12時50分~14時20分

□受付開始時刻: 12時予定
*会場周辺にはコンビニ・レストラン等ございません。ご昼食をお済ましの上お越しいただきたく存じます。

□場所: 愛知県立大学長久手キャンパス 講堂
交通アクセス: リニモ「愛・地球博記念公園」駅下車徒歩3分
[長久手キャンパスへのアクセス]

□司会・企画・コーディネータ
亀井伸孝(愛知県立大学外国語学部国際関係学科准教授/同地域連携センター長補佐/同公開講座企画運営委員会委員)


■講師略歴

嘉田由紀子 嘉田由紀子(かだ・ゆきこ)

1950年埼玉県生まれ、1973年京都大学農学部を卒業、1975年米ウイスコンシン大学修士課程修了、1981年京都大学大学院農学研究科博士課程を修了し、京都大学より農学博士(論文名『琵琶湖の水問題をめぐる生活環境史的研究』)を授与される。滋賀県立琵琶湖博物館総括学芸員、京都精華大学人文学部教授を歴任し、2006年7月2日の滋賀県知事選に当選して全国で5人目の女性知事となる。琵琶湖環境政策、子育て・女性参画、地域雇用・活性化、流域治水・卒原発政策などで新機軸を開き2014年7月、知事を勇退。現在、びわこ成蹊スポーツ大学の学長。

著書に『いのちにこだわる政治をしよう!』(2013年、風媒社)、『知事は何ができるのかー「日本病」の治療は地域からー』(2012年、風媒社)、『生活環境主義でいこう!――琵琶湖に恋した知事』(語り、2008年、岩波ジュニア文庫)、『水をめぐる人と自然―日本と世界の現場からー』(2003年、有斐閣)、『環境社会学』(2002年、岩波書店)、『水辺ぐらしの環境学―琵琶湖と世界の湖からー』(2001年、昭和堂)、『水辺遊びの生態学―琵琶湖地域の三世代の語りからー』(2000年、農山漁村文化協会)、など多数.


■お申し込み方法

□事前申し込み: 必要
往復はがき、E-メールでご応募の場合には「嘉田由紀子講演会希望」とご記入願います。
ウェブでのお申し込みはこちらをクリック

□募集定員: 500名

□申し込み期限: 2015年10月12日(月)
手話通訳をご希望の方は事前にご連絡下さい。

□参加費: 無料

□おといあわせ: 愛知県立大学研究支援・地域連携課
〒480-1198 愛知県長久手市茨ケ廻間1522-3
TEL: 0561-76-8843
FAX: 0561-64-1104
E-mail: renkei [at] bur.aichi-pu.ac.jp
愛知県立大学地域連携センターのウェブサイト

□ウェブでのお申し込みはこちら
愛知県立大学地域連携センター「「アフリカでのコップ一杯の水の価値発見から琵琶湖保全へ: 学者40年・滋賀県知事8年の経験から伝えたいこと」」
手話通訳をご希望の方は、「備考」欄に記入して送信ください


■関連行事などのご案内

□公開講座
愛知県立大学公開講座「環境と資源から見る国際社会: 21世紀の世界と日本」(2015年10月-12月, 土曜日に4回開催)
こちらもあわせてぜひご参加ください(別途申し込みが必要です。参加費: 全講義通しで1,000円)

□社会人大学院生募集中
愛知県立大学大学院国際文化研究科では、社会人大学院生を募集しています。
関心のある市民の方がたのお問い合わせを歓迎します。

愛知県立大学大学院国際文化研究科のウェブサイト
社会人大学院生募集!のチラシはこちら
2016年度春期入試 (2016/02/13土) と説明会 (2015/12/14月 長久手; 12/20日 名駅) のポスターはこちら


■刊行物

愛知県立大学公開講座「環境と資源から見る国際社会: 21世紀の世界と日本」および嘉田由紀子前滋賀県知事の学術講演会「アフリカでのコップ一杯の水の価値発見から琵琶湖保全へ: 学者40年・滋賀県知事8年の経験から伝えたいこと」が、愛知県立大学多文化共生研究所の雑誌『共生の文化研究』特集として刊行されました。

愛知県立大学多文化共生研究所『共生の文化研究』第10号 (2016年3月31日刊行)
亀井伸孝編. 特集「環境と資源から見る国際社会: 21世紀の世界と日本」(4-48).

特集の構成(著者「タイトル」(掲載ページ))

亀井伸孝「特集「環境と資源から見る国際社会: 21世紀の世界と日本」の序によせて」(p.4)
嘉田由紀子「アフリカでのコップ一杯の水の価値発見から琵琶湖保全へ: 学者40年・滋賀県知事8年の経験から伝えたいこと」(5-18)
亀井伸孝「公開講座「環境と資源から見る国際社会: 21世紀の世界と日本」関連資料」(19-22)
亀井伸孝「生態人類学への誘い: 人類と環境の700万年史」(23-26)
西原智昭「野生生物保全の観点から見た資源開発と国際支援」(27-30)
千松信也「現代日本社会において猟師として生きる」(31-34)
西野真由「アジアにおける食料貿易と〈和食〉」(35-37)
稲村哲也「極限の地で生きてきた人々: フィールドから学ぶ」(38-41)
草野昭一「シェール革命と世界情勢の激変」(p.42)
西崎伸子「3.11原子力災害後の人と野生動植物の関係変化: 農山村の暮らしから」(43-44)
奥野良知「カタルーニャの独立派が構想する新国家の資源・エネルギー・環境問題」(45-48)


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