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『アクション別フィールドワーク入門』
公式サイト

武田 丈亀井伸孝
世界思想社
2008年3月
最終更新: 2019年1月6日

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アクション別フィールドワーク入門

え、こんなことまでするの?

フィールドワーカーの多彩な技芸を、現場の体験から学ぶ。現場に応じて、いくつものアクションを万能ナイフのように繰り出せるようになる、フィールドワーカー必携の書。

322項目のアクション別さくいん付き。

頭を抱える、行き来する、嫌気が差す、インタビューする、うろつく、教える、仮説を立てる、かゆみと闘う、ギャップを埋める、結婚する、言語を習う、転ぶ、ショックを受ける、住みこむ、食べ過ぎる、創る、出会う、データを分析する、手伝う、同情される、逃亡する、殴られる、のぞむ、払えと言われる、光がみえる、引きこもる、フィールドを探す、ふみだす、文献調査をする、へとへとになる、返答に窮する、ほめちぎる、まきこまれる、民族誌を書く、モチベーションが下がる、流血する、論文を書く、分かちあう、ワクワクする、笑われる…


■ニュース

■日本学生支援機構の日本留学試験「日本語」問題文がの過去問題集(日本語版/韓国語版)に収録 (2019年1月6日)
■日本学生支援機構の日本留学試験「日本語」における問題文として出題 (2018年2月2日)
■「アフリック・アフリカ」のウェブサイトで紹介 (2010年1月7日)
■『季刊民族学』「朝メシ前の人類学」で紹介 (2009年11月13日)
■『ケアと共同性の人類学』で紹介 (2009年11月13日)
■『社会と調査』第2号の書評で絶賛! (2009年4月26日)
■日本福祉大で「フィールドワークから人々とつながる」開催 (2009年3月18日)
■九州人類学研究会オータム・セミナーのセッション報告 (2008年11月10日)
■現代人類学研究会の特集報告 (2008年9月27日)
■九州人類学研究会オータム・セミナーで分科会 (2008年10月25日)
■現代人類学研究会で特集企画 (2008年9月27日)
■東京外大AA研で関連発表 (2008年7月10日)
■国際開発学会でポスター発表 (2008年6月7日)
■文化人類学会の分科会成功! (2008年6月1日)
■世界思想社の主力商品としてトップページで紹介 (2008年5月27日)
■国際開発学会春季大会で関連発表があります (2008年6月7日)
■文化人類学会で分科会をします (2008年6月1日)


■もくじ(ピクトグラムをクリックすると「ちょっと立ち読み」ができます)

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アクションから見えるフィールドワーカーの姿
 ……亀井伸孝武田 丈
 
ふみだす Action 1 ふみだす
1-1 遠い世界にふみだす: エチオピアの野生動物保護区におけるフィールドワーク
 ……西崎伸子
1-2 身近なフィールドにふみだす: 岡山県で見た一人暮らし高齢者の生活
 ……三宅加奈子
まきこまれる Action 2 まきこまれる
2-1 暴力問題にまきこまれる: オーストラリア先住民の「トラブル・メイカー」たち
 ……飯嶋秀治
2-2 政治論争にまきこまれる: ボツワナにおける開発政策と先住民運動の渦中で
 ……丸山淳子
分かちあう Action 3 分かちあう
3-1 調査対象者と分かちあう: ネパールの肉売りカーストとの対話
 ……中川加奈子
3-2 研究成果を分かちあう: カメルーンの森とバカ・ピグミーの未来
 ……服部志帆
教える Action 4 教える
4-1 「途上国」の相手に教える: チリにおける開発援助の現場から
 ……内藤順子
4-2 異文化理解の姿勢を教室で教える: ろう者の文化を学ぶワークショップ
 ……亀井伸孝
創る Action 5 創る
5-1 ユニヴァーサル・ミュージアムを創る: "点字力" で切り開くフリーバリア社会
 ……広瀬浩二郎
5-2 移住者たちと博物館展示を創る: オキナワボリビア歴史資料館の制作現場から
 ……城田 愛
手伝う Action 6 手伝う
6-1 教育プロジェクトを手伝う: モンゴル地方公立校へのリユースパソコン運用
 ……吉野太郎
6-2 日常生活を手伝う: タンザニアでの農村開発をめぐる出来事から
 ……黒崎龍悟
のぞむ Action 7 のぞむ
7-1 病と共存する社会をのぞむ: エチオピアのHIV/AIDS予防運動
 ……西 真如
7-2 多言語社会のゆくえをのぞむ: ナミビアのアフリカ諸語のこれから
 ……米田信子
行き来する  
Action 8 行き来する
8 フィールドとホームを行き来する: フィリピンから日本への女性移住労働者たち
 ……武田 丈
 
おわる  
おわる
おわる: フィールドとホームの急接近の時代に
 ……飯嶋秀治吉野太郎
 
 
コラム 1(ふみだす)手話の世界に飛びこんだ頃……亀井伸孝
コラム 2(まきこまれる)「真実」を受けとめる……有薗真代
コラム 3(分かちあう)映画にされた調査者の告白……寺尾智史
コラム 4(教える)フィールドセンスの教え方……西崎伸子
コラム 5(創る)美味しいフィールドワーク……武田 丈
コラム 6(手伝う)調査者に期待されること……白石壮一郎
コラム 7(のぞむ)「文化」か、それとも「自由」か?……白石壮一郎
コラム 8(行き来する)異質なものを結びつける……西 真如

あとがき
 ……武田 丈亀井伸孝

アクション別さくいん

著者紹介


■書誌情報

武田丈亀井伸孝
『アクション別フィールドワーク入門』
2008年3月31日
京都: 世界思想社
1,995円(税込)

世界思想社『アクション別フィールドワーク入門』ページ

※本書は、関西学院大学社会学研究科21世紀COEプログラム「『人類の幸福に資する社会調査』の研究」の出版助成制度により刊行されました。

編者: 武田丈(たけだ・じょう)
米国テネシー大学大学院修了、Ph.D. 専門は多文化・国際ソーシャルワーク。インド経営大学院客員教授を経て、関西学院大学社会学部准教授(2008年4月より同大学人間福祉学部社会起業学科に移籍予定)、同大学COE事業推進担当者。おもな著作に『フィリピン女性エンターテイナーのライフストーリー』(関西学院大学出版会、2005年)。フィールドワークのスタイルは「ともにあゆむ」。

編者: 亀井伸孝(かめい・のぶたか)
京都大学大学院修了、理学博士。専門は文化人類学、アフリカ地域研究。日本学術振興会特別研究員、関西学院大学COE特任准教授を経て、現在、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所研究員、関西学院大学COE研究協力者。おもな著作に『アフリカのろう者と手話の歴史』(明石書店、2006年、2007年度国際開発学会奨励賞受賞)。フィールドワークのスタイルは「はまりこむ」。

分担執筆者全員の紹介は、こちらをご覧ください。

(編者の肩書きは発行日当時のものです)


■書店のチラシ

『アクション別フィールドワーク入門』世界思想社のチラシです。ご自由にダウンロードください。

[カラーのチラシ] (PDF)

[白黒のチラシ] (PDF)



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